医療への想い

取締役会長冨田兵衛
冨田兵衛

医者は毎日患者さんと向き合いその問題を解決しようと努力しています。残念ながらうまくいかない時にはともに悩み、 その解決策を新しい医療に期待します。新しい治療を自らの手で生み出したいと研究を続ける人もいれば、最新最良の治療を身につけて実践することを選択する場合もあります。
医療は進歩していると叫ばれ、これだけの情報化社会の中でも広くそのように信じられているため、医者への期待、医療への期待値は高まっています。 全体として医療が出来ることは増えていますが、専門化が進む現代の医療現場ではひとりひとりの医者が手を出せる範囲はむしろ狭まっています。 最善の結果を出すためにはチームでの医療が当たり前であり、他の医療機関や介護分野などの他の分野の人々とも連携することが求められます。 チームに参加するとは、情報を得ることだけではなく、自分自身の出来ることを理解してもらうための情報発信も求められることです。 今までは自らの出身医局、所属した病院や地区医師会までで閉じた範囲で通用した情報ネットワークを、もっともっと広げなくては最新最良の医療レベルを維持できません。
MRTでは新しいモデルで、まず医師と病院をつなぐ役割を構築してきました。 今後は更にネット医局®をはじめ新しいサービスをどんどん提供し、医者の立場を十分に理解し支えるための努力を惜しまず続けます。 それにより医療そのものを良くしていくことこそが我々の願いです。

代表取締役社長馬場稔正
馬場稔正

近年において、都市部では妊婦の救急受け入れ拒絶などによる医療事故が問題となっていたり、 高齢者が多いとされる地方は、医師不足に悩まされる問題が急増しています。
どんな問題も、「慢性的な医師不足に悩まされる病院がある」という現状が原因の一部として マスコミ等に多々取り挙げられています。

日本は50年以上の歴史を誇る、社会保障の一貫である「国民皆保険制度」のもと、 このような問題がすぐに解決されるのは期待しがたいものとされていますが、 様々なアプローチから、これらの問題を少しでも軽減させようという動きも大きくなってきています。

人口構造の変化や減少によって、最近では「地域医療」という言葉をよく耳にするようになりました。
地域医療のなかでも、高齢者の多い地域で特に注目されてきているのが「予防医療」です。

「予防医療」は、病気になる前、つまり健康な状態から医師のアドバイスを定期的に受けて「病気にならない体づくり」 を目指すというものとされています。
従来、医師との付き合いは「病気になってから」「ケガをしてから」という発想でしたが、 これからの時代は、その180度考え方を変えた医師とのお付き合いをすることが重要と言われています。
予防医療は、医療保険や介護サービスなどの負担が、国や自治体を苦しめている現状も軽減させ、 膨大な医療費に悩まされ、国民の税負担が年々増えていく中で、大きなメリットも大変注目されています。
追い詰められている医療現場の現状を、少しでも理解する人が増えれば、日本のこれからの超高齢化社会を乗り切ることができ、 社会全体のQOL向上にもつながるでしょう。

私たちは、眠らない医療現場や医療環境を支えていく重要な役割を担っています。
日本の総人口当たりの医師数は、OECD加盟国平均の約3分の2であり、 病院医師数は、「産婦人科」「小児科」「内科」「外科」等で減少が続いています。
過酷な医療の現状をできるだけ回避しようと、時間の管理ができない患者を持つ科は敬遠されてしまっています。
また医療機関を受診する国民のニーズに応えるために、 医師は過剰な勤務を毎日強いられている現状です。

国民の人口は減っていますが、ニーズは更に増加を続け、そして多様化する傾向にあり、 今後も医療現場や医療環境の深刻さは増していくことでしょう。
医師たちは、週平均70~80時間の勤務を強いられ、 労働基準法の週平均40時間にするためには、医師数を2倍以上にしなければ成り立ちません。

このような医療現場や医療環境の改善をいかに行うかが、今後の課題ではないでしょうか。
全国の医師を、医師の比較的少ない地域に再配分すること、若い医師は多様な医療現場での臨床経験を経て 転職されることなど、医師人材市場の活性化が重要となるでしょう。

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